私は、歯科医院コンサルティングを行う前の過去10年は営業マンをしていました。 そこで扱う商品やサービスは「高い」「新しい」「画期的」。それらは、本来お客が「買いたくない」商品の特徴です。
なぜなら、大抵それらの価値観はお客に行き渡らず、誤解や偏見が先行するからです。お客のためにと思っていても、お客からは抵抗されることがしばしば。それが続くと自己否定感や自己喪失感を感じずにはいられません。
私はそのような経験を通してそれらを克服する方法を見出し、自分の信念を貫いて商品をお客様に提供してきました。
自費診療は、多くの歯科医師が「医療人」と「経営者」という一見相反する矛盾を乗り越えなければ、患者さんには伝わらないと私は思います。
本プログラムでは、私の10年に渡る経験から、歯科医院の現場で提案し実践したカウンセリングの方法、患者さんへの向き合い方をお伝えします。医療人として真剣な先生方が、増患マーケティングや小手先の技術の先生達より患者さんに圧倒的に支持されること。これが私の本望です。
私自身、デンタルIQの低さから、実はほんの数年前までむし歯だらけの口腔内でした。
歯科医院とは“痛い”“怖い”という先入観があり、同時に“どうせ歳を取ったら歯はなくなるものだし”という根拠のない知識に何の疑いも抱いていませんでした。
そんな私がひょんな事から歯科医院に特化した営業マンとなり、歯科医院の皆さまとのお付き合いの中で“正しい知識”を得る事が出来た結果、むし歯を克服し、今現在は全顎の矯正治療まで受けている最中です。
“歯科医院が正しく伝われば患者も医院もハッピーになれる”という思いの基、独立を果たし、現在10医院の顧問先の皆さま方と日々奮闘する毎日を送っております。その現場で数年掛けて実践している診療システムの構築法をお届けします。
私は、歯科医院コンサルティングのほかに、飲食店、美容院、中古車販売店、ビデオレンタル店、コンビニエンスストア、など、あらゆる業界の経営コンサルティングを行なっております。
そのため他の業界の成功事例を豊富に持っております。これらを歯科医院にアレンジすることで、業界の枠を超えた視点でのサポートを実現したいと考えております。
特に、このプログラムの中では、私達がメインで打ち出しているREPの法則の実践活用講座を担当しておりますが、この中でも患者さんにもドクターにも分かる「身近な事例」をふんだんに用いることで、両者の意識ギャップを埋めるヒントにして頂きたいと思います。
この内容が素晴らしい医院づくりのための一助をなすことを心より願っております