私がアス横浜歯科クリニックの丹谷院長と打ち合わせのため医院に赴き、待合室で待っていると偶然、今日お見えの患者さんとの会話が聞こえてきました。
「先生のことは家族からも聞いていて、信頼しているから全て任せる」
という年配の男性患者さんに
「全て任せるじゃなくて、なぜ歯が無くなってしまったのかを知り、これからどうするかを一緒に考えましょう。もしかしたら、インプラントじゃない方がいいことだってありますよ」
と答えられていました。
治療した家族から評判を聞いて来院された患者さんに「全て任せるじゃない」と一旦、否定するのはとても勇気がいることだと感じます。もしくは「全て任せる」と信頼して言われているのだから、要望(インプラント)通り、ベストを尽くせばいいじゃないかと思われる方もいるかもしれません。
なぜ、このように答えられたのか? 私は丹谷院長にお聞きしました。すると
「依存してくる患者さん程、自分で考えて判断せず、過度な期待(インプラント入れれば一生持つはず)をして最終的にクレームになるケーズも多いためです」とお答えになられました。
これを聞いて私は、患者さんを依存させるのではなくて、丹谷院長は自律を促すことも医療と考えておられるのだと思いました。そして、これは私どもの仕事、コンサルティングとも共通しています。つまり、入口(契約)の時点でクライアントに「事前期待のマネジメント」ができないと、後で大変なことになります。
つまり、入口で「コンサルタントができること、できないこと」「クライアントにしていただきたいこと」を明示することです。結果、これが依存関係になりづらくなります。アス横浜クリニックさんのように自費の患者さんが多い医院も全く同じであると痛感しました。
そして、上記のように評判を聞きつけて来院された患者さんにも毅然として「ご自身の口腔内のことは自分でも状況を把握し、考えましょう」と言えるのは、その根底に確固とした医療フィロソフィーがなくては上手く伝わりません。そのフィロソフィーを語っていただいている映像です。
患者さんへの役割を冷静に語る丹谷院長
この医療フィロソフィーこそ、まさにアス横浜歯科クリニックが掲げるスピリッツ(理念)「最愛の人を一番に紹介したいクリニック」だと私は感じました。
私は丹谷院長とお話させていただくまで自費診療が継続的に多い医院には、(診療、医療の追求心が高いことは前提として)「医療姿勢」5割、「伝わるスキル」5割だと考えていました。
しかし、それは誤りだと分かりました。
だと気が付いたのです。
この気づきを詳しく説明しますと「医療姿勢」5割、「伝わるスキル」5割であれば、
- 自費患者さんは増える
かもしれませんが、それだけで終わってしまいます。
しかし「医療姿勢」8割、「伝わるスキル」2割であれば、
- 自費患者さんは増える
- 1年以上もかかる治療にも"欠席も遅刻もなく"来院される
- メインテナンスへの移行もスムーズ
につながります。
つまり、「医療姿勢」を掘り下げれば掘り下げるほど、その想いが患者さんにも長期に渡って継続伝播するため、このような結果に違いが生まれるのだと、私は気が付きました。
その結果として、アス横浜歯科クリニック様は次のような経営数値に結びついています。
- 自費率51%
- チェア1台収入は月間350万円(チェア6台)
- リコール数は月間200人以上
ユメオカ顧客には自費率が50%以上の医院は結構ありますが、月間の1台当たりの収入が平均350万円もある医院は他に、1件もありません(2016年4月現在)。予防型歯科の場合、チェア1台収入200万円/月が第一目標です。つまり4台で800万円/月です。
目標値の175%もあります。
これは収入も高いですが、それ以上に利益率が高いことを意味します。
気持ち的にも、時間的にもゆとりある診療が可能です。
この気持ち的ゆとりこそが、冒頭の毅然とした姿勢で診療を行うことを後押し、
それが新たな評判につながり、好循環を生み出しているはずです。
しかし「アス横浜歯科クリニックさんは横浜だから、こういう医療ができると思う」
という方がいるかもしれません。確かに横浜、富裕層の多いイメージもあります
が実際は場所によります。アス横浜歯科クリニックさんは、井土ヶ谷という郊外
にあり、横は庶民的なスーパーのある場所です。
自費診療患者さんが元々多い場所とは言い切れません。
それでは、本DVD教材の内容です。
【内容(1時間36分)】
医療法人アス横浜歯科クリニック
丹谷聖一理事長院長
インタビューア:丹羽浩之
- 修行時代の「歯1本で人生変える」思想に
影響されたフィロソフィー - 患者さんを依存から自立に導くアプローチ法
- 開業初月から月間300万円スタートした
200件から選び抜いた物件 - 「最愛の人を一番に紹介したいクリニック」
を理念に掲げるに至った経緯 - 咀嚼機能回復と予防歯科の深い関係
- 「いくらかかってもいいから丹谷先生に診てほしい」という初診患者が絶えないアス横浜歯科クリニック式診療システム
- 1年以上治療期間がかかる患者さんが途中1度もキャンセルなし、遅刻なしで通い続けていただくために必要なこと
- 「待つ」「期待し過ぎない」「任せる」を常に意識しているスタッフマネジメント法
- 院長中心かスタッフ中心か、「医院スタイル」に対し悩みに悩んだ紆余曲折
- 自費患者さんが多いからこそ生まれるスタッフのやりがいや喜び
- 丹谷聖一理事長院長の【プライベートに迫る10個の質問】
(休日の過ごし方、人生を変えた本、落ち込んだ時にすること、影響を受けた人など) - スタッフショートインタビュー(1人5分程度)
スマイルクリエイター 吉田直子様、前田明子様
(治療が長期間に渡る患者さんを多く見てきたエピソード、やりがい)
この医院対談DVDにおける3通りの活用法です。
その1)
院長がメモを取りながら見て、ビジョン再構築の発想を膨らます
新しいアイディアを生み出すヒントにする
その2)
院長とチーフ・スタッフが一緒に見て、「当院でも取り入れてみたいこと」「今後のテーマにしたいこと」を書き出し、見終わった後、照らし合わせ、今後のスタッフ・ミーティングの議題にする
その3)
スタッフ・ミーティングでスタッフ全員と一緒に見て、「参考になったこと、取り入れてみたいこと」を話しあう。また、スタッフに対して、実際に医院見学に行きたいかどうかを確認し、「何を学びたいか」の焦点を定めて医院見学を「医療法人はぐくみ」さんに依頼する
それでは、最後に価格です。
これは、疑似的に医院見学に伺ったような構成で編集されています。そして、対談中も関連する写真を豊富に使い、映像に動きを持たせ、飽きさせない内容に仕上げています。
仮に医院見学にスタッフ2人と院長1人で伺えば、交通費、手土産だけでも最低3万円以上はかかります。さらに、1日診療日を減らしたり、スタッフの給与を含めれば、1日見学で10〜20万円のコスト分に相当するはずです。
それをこの【アイディア院長対談DVD】では、19,500円(税、送料込み)でご提供致します。
特に
「時間も気持ちもゆとりある診療にシフトしたい」
「依存的な患者さんが多く、自立的に育成していきたい」
「ゆとりある診療システムについて考えるスタッフ・ミーティングの題材が欲しかった」
といった医院さんは、おすすめの教材です。
本DVDセミナーをご覧いただいた感想の声です。
神奈川県藤沢市 ひらの歯科医院 平野哲也様
アス横浜歯科クリニック丹谷院長のお話を聞いて、まずこの内容はどのステージいる先生に一番響くのだろうか?と考えました。
「売り上げをあげたい」「自費率をあげたい」「新患を多くしたい」というテーマは多くの院長先生にとって大変興味があるもので、アス横浜歯科クリニックの現在の数字だけを見ると丹谷院長はそのすべてをすでに手に入れたいわゆる成功クリニックの院長先生のように思われます。
しかしインタビューの内容を聞いていくうちに、決して小手先の安易な増患・増収のテクニックを駆使して(もちろん色々と取り組まれてはいらっしゃると思いますし、そのようなテクニックは存在しないと思いますが)現在のクリニックを作り上げたのではなく、まずは卒後から歯科医師としての基礎づくりのために自分を厳しい環境において治療技術だけではなく、患者さんへの接し方などをしっかりと学ばれてきたことが伝わってきました。
そのしっかりとした土台があってこそ「最愛の人を一番に紹介したいクリニック」を築き上げられたのだと思いました。
とくに先生のお話の中で私に響いたのは先生の「考えの深さ」でした。私も医院のスピリッツの1つに「患者さんに寄り添うコミュニケーション」をあげて日々患者さんに接しているものの、丹谷院長が日々行っている、患者さんの求める未来のために「とにかく話し合う」「ぶつかり合う」、専門家として「患者さんの考えを埋めてあげる」などのコミュニケーションの内容をお聞きして恥ずかしくなりました。私が行っているものとは想いの深さが違いすぎました。そこまで患者さんの未来に想いを寄せて接していればその新患数の多さや自費率の高さは納得です。
先生自身のお考えがきちんと整理されているのが聞き手に伝わってきて、話の内容も大変わかりやすくスーッと入ってきます。きっと患者さんも安心して先生と話ができるのでしょうね。
また、丹谷先生は自ら今まで患者さん第一でスタッフへの想いが足りなかった、今後の課題ですとお話されていましたが、スタッフに対して考えて行動することを求めながらも「求めすぎない」「待つ」「任せる」と院長(経営者)としてスタンスも大変勉強になりました。
医院の発展のために今後も変わり続けていくとお話される丹谷院長。
このDVDでの先生のお話は、一生懸命診療や医院経営をしていてそれなりの結果は出ているがなかなか次のステージに上がれない、いまのやり方で将来大丈夫なのだろうか?どのようにスタッフとビジョンを共有していけば良いか分からない、などで悩まれている先生方に勇気を与えてくれる内容になっていると思います。
京都府京都市 こうの歯科 河野直生様
6台のユニットで限界値を超えた2億5千万円の売り上げに驚きをもち、どのように達成しているのかと興味を持って視聴させて頂きました。
その秘訣は丹谷先生の裏打ちされた技術はもちろんのこと「最愛の人を一番に紹介したいクリニック」という医院理念に集約されているように思われます。過去から現在に充分に耳を傾け、そして今後どのような未来を歩まれたいのかをともに考え作り上げる先生の人(患者さんやスタッフ)に対する向き合い方が全てを形づくる、その結果ではないでしょうか。そんな医療人として当然持ち合わせるべきハートフルな人間性の大切さを感じた次第です。
あらためてテクニックに偏重した「やり方」ではなく患者さんにとって、スタッフにとって歯科医院はどうあるべきか?と考え続ける「あり方」の重要性を再確認いたしました。
- 教材名
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【アイディア院長対談DVD Vol.4】アス横浜歯科クリニック編
10年後を共有して治療法を決める
最愛の人を一番に紹介したいクリニック - 価格
- 19,500円(税込み・送料込)
- 出演
- アス横浜歯科クリニック 丹谷聖一理事長院長
吉田直子様、前田明子様、スタッフのみなさん、
株式会社ユメオカ 丹羽浩之(インタビュアー) - 内容物一式
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- DVD教材(1時間36分)
- ご提供ツール
・対談内容のリライト(文字起こし) (※)こちらは、PDFファイルでダウンロードできます
ご購入後、リライトはダウンロードできるサイトをご案内します。