院長 鎌田泰道 様
禅の修行は’自己を見つめる’につきます。
まるで禅僧のごとく、ごく平凡な衛生士がプロとしてとことん自分を見つめ、結果として大勢の患者さんに認められる高みに達した稀有の方ですね。
すでに1歯科医院での衛生士の領域を超えて独立を目指している由、当然です。
若い時のプライドとコンプレックスの戦いの中で、自分の進む正しい方向性をはっきりと見つめ、しかも現代人によくある’自己中’に陥らず、常に自分を客観視した素敵な女性ですね。
そんな風に考えたことはありませんか?
スタッフが何に悩み、何に喜びを見いだし、つまり何を考えているのかが分かれば、
もっと手助けしてあげられるのに…、
スタッフの育成・採用にこんなに頭を抱えなくてもいいのに…、
とスタッフとのコミュニケーションに気を配ってみても、現実は、そう簡単にスタッフの実態は見えてきません。
なぜなら、「院長とスタッフ」、「男と女」「40代(50代、60代…)と主に20代」と、
全く共通項が見当たらないのが、院長とスタッフです。
この立場の違いでは、医療に投入するパワー以上に頑張らないと、相手の本音を伺い知ることはできません。
たまにおいしい食事に連れて行ったり、昼休みに一緒にランチを取ったところで、
問題を根本的に解決するヒントは見えてこないのです。
問題とは「スタッフのモチベーション、スタッフの育成、スタッフの採用」この3つです。
これは、院長にとって終わりのないテーマではないでしょうか?
これらの問題を解決するヒントは、スタッフの偽らざる本音です。
その本音とは
これらが、分かればどうなるのか?
が見えてくるでしょう。
そして、その先に
といった結果をもたらします。
相手の本音を知れば、自然と解決の糸口は見えてきます。
そのすべてのカギを握るスタッフの偽らざる本音を収めたのが、このCD対談スタッフを本物の歯科プロフェッショナルに変える!「キャリア22年の歯科衛生士の軌跡」です。
もちろん単純に誰でもいいからと、スタッフの本音を聞いても仕方がありません。
適当に選んだスタッフに雑談の延長線上に聞いたところで、スタッフのたわ言で終わってしまうだけです。
あくまでこの本音が、スタッフ問題解決の糸口、そして医院の発展につながることが必要です。
そのために私はまず、インタビューしたいスタッフ像を以下のように考えました。
以上のような条件を兼ね備えたスタッフは…と思いめぐらせた時、ドンピシャなスタッフがいたことを思い出したのです。
その方が今回、私がインタビューを行ったひまわり歯科クリニック(岡山県倉敷市)の池本珠紀さんでした。
私は彼女が上記の条件を兼ね備えているだけではなく、インタビューにおいて欠かせない条件を持っていることが決め手となりました。
それは、
です。
彼女は自分を客観視でき、それを明快な言葉にできます。
それは聞いている人にとって、スキッとした気持ちにさえ、させられます。
その上、彼女の経歴は歯科医院で働くあらゆるスタッフに共感と気付きを与えられると感じたからです。その経歴とは、
この経歴から言えることは、多くの歯科衛生士が職場について仕事について悩むことを一通り悩み、歯科業界から離れたにも関わらず、今、また歯科業界でやりがいを持って働いているという事実です。
歯科衛生士を22年も経験すれば、新人時代、仕事への倦怠期、後輩育成、院長との衝突など
あらゆるシーンを経験し、それらを乗り越えてきたということになります。
それらは、お聞きになる院長のみならず、歯科医院で働くすべてのスタッフにヒントを与えることは
間違いありません。
実際にインタビューを行った私が感じたヒントの一例をあげると、
ざっと思いつくだけでも、10個以上のヒントがありました。
そして、お気づきの通りこれは、院長が聞いて役に立つだけなく、スタッフにも聞かせてあげることでスタッフ自身が変わる“きっかけ”を得られるCD対談です。
おそらくこのCD対談を聞いた院長は、「あ〜、スタッフはこんなことに悩んでたんだ」と初めて思い知らされることがあるでしょう。
冷静になれば、そのようにギャップがあった院長が、スタッフのために何を伝えても、スタッフの心に響かないのは当たり前です。
同じ悩みを共有できる人、同じ立場にある人から言われているから、心の琴線に触れることは、何もスタッフだけには限りません。
(*)デンタルEQとは、「自費診療に対して、院長、スタッフが自分自身にストレスを感じずに患者さんに伝えられるかどうかの基準」
付録:
「歯科衛生士が感じる歯科界の明るい未来」
おまけ:
「池本衛生士のターニング・ポイント 〜 患者となった有名脳外科医との出会い 〜」
このCD対談をお聞き頂いた院長は、スタッフとの新しい関係づくりにヒントがたくさんわいてきて、スタッフは、今までモヤモヤしていた先行きに明るい世界を感じられ、日常の歯科医院ライフに新たな“やりがい”を発見することでしょう。
最後に、このCD対談の価格は、7,900円(税込)です。
このCD対談を聞くことで、院長もスタッフも今まで気がつかなかったことに気がつき、
新しい世界を切り開くことにつながることを願っています。
下記に該当するスタッフに聞いていただくと、
”反感”を買ったり、余計に自信をなくしてしまうことがあるのでご注意ください。
スタッフを本物の歯科プロフェッショナルに変える!
「キャリア22年の衛生士の軌跡」
このCD対談を聞かれたドクター、スタッフの声の一部をご紹介します。
最初に、岐阜県各務原市 都クリニックの院長、歯科衛生士、受付、歯科助手といったそれぞれの立場からCD対談を聞いた感想をいただきましたので、ご紹介します。
院長 鎌田泰道 様
禅の修行は’自己を見つめる’につきます。
まるで禅僧のごとく、ごく平凡な衛生士がプロとしてとことん自分を見つめ、結果として大勢の患者さんに認められる高みに達した稀有の方ですね。
すでに1歯科医院での衛生士の領域を超えて独立を目指している由、当然です。
若い時のプライドとコンプレックスの戦いの中で、自分の進む正しい方向性をはっきりと見つめ、しかも現代人によくある’自己中’に陥らず、常に自分を客観視した素敵な女性ですね。
歯科衛生士 早川有美子 様
ハキハキと話す聞きとりやすい声です。
患者さんの衛生士への声・反応1〜4が参考になりました。
まずは、患者さんの気持ちを知り、気持ちに応えるようにする。
その後、衛生士としての技術を上げることで、私たちへの想いが良くなる。
そうすることで、患者さんとの信頼関係もうまれるので、リコール率もあがるのだと思いました。
心(気持ち)と技術面の両方を持ち合わせた衛生士になると、今よりさらにやりがいが大きくなることがわかりました。
受付 宮島由紀子 様
私は受付なので衛生士とは立場は違いますが、“やりがい”という点では変わらないと思いました。
私も時々このままここにいていいのかと考えることもありますが、患者さんからの感謝の言葉を頂いたりすると、また頑張って仕事しようと思います。
でも、慣れてくると変な自信がついてしまうという所は共感できました。
自信がつくことは悪いことではないですが、自分のスキルをアップさせながらしっかりとした自信につながっていくといいなと思いました。
歯科助手 久我利香 様
衛生士という仕事に誇りと自信を持って、それでいて気配りも忘れない気持ちがとてもよく伝わってきました。ドクターを立て、患者さんへの心配りをする気持ちを再度、改めていこうと思いました。
以降は、その他の院長の感想を紹介します。
埼玉県さいたま市浦和区 しみずデンタルクリニック 院長 清水裕之 様
池本さんの患者さんに対して「あなたを知りたい!」という気持ちの伝わってくる内容です。
さらに歯科衛生士として自分の成長してきた道を、今それぞれのステージにいる人たちにわかりやすく説明してあり、共感できるメッセージが詰まっています。
自費治療の説明に対する考え方やスタンスに対しても明快な池本さんの想いがわかります。
自分なら「こう話しかけられたい」、「こう説明してほしい」ということを患者さんにしてあげるという姿勢が、はっきりとした言葉で語られています。
声のトーンなども勉強になりました。
歯科衛生士としてどうなるか不安な人、悩んでいる人に聞いてもらいたいと思います。
自分の考え方をチェンジするきっかけになる話がいっぱいです。
歯科の楽しさややりがいをもっともっと多くの人に感じてもらい、歯科衛生士として元気に誇りをもって働いてほしいと思います。
そして、池本さんに会いたくなりました。
愛知県名古屋中川区 abcデンタルクリニック 院長 白水紀充 様
その落ち着いたある種気品のある口調、柔らかいユーモア、物事に対する鋭角的でぶれない視線。
様々な経験に基づく、確固たる仕事観を持つ女性の姿。
なおかつそのポリシーで過去に満足することなく楽しんで未来へ歩を進めていく。
歯科医療に対して、自分の限界を自ら設定してしまい、その中から出てられなくなっている人たち。
衛生士のみならず、歯科医師、歯科助手、トリートメント・コーディネーター、すべての関係者に聞いていただきたい話だと思います。
インタビューを再構成して、書籍化も望みます。
埼玉県さいたま市南区 マツオ歯科クリニック 院長 松尾晋吾 様
冒頭、池本さんに対する患者さんからのアンケート、正直驚きです。
患者さんからこれだけ賞賛される衛生士さんとはどのような人なんだろうと、興味津々でした。
インタビューでは、その池本さんにも、ここまでにいろいろな悩みや不安、迷いがあって、それに対してどう考え、どうやってきたのか、自分自身を客観的に観察し、またその時にスタッフとしてどう思っているのか本音も聞けて、楽しい内容でした。
その中で、衛生士さんがプロフェッショナルとして成長して行く過程を4段階にわけ、そのステージごとの状態、本音、また、院長にどう対処してほしいのかがわかりやすくお話しされてます。
また、いま医院でリーダー的な立場にある衛生士さんや、スタッフのと関係に悩む院長にも、その対応の仕方にたくさんのヒントが盛り込まれてました。
真のプロフェッショナルな衛生士への道筋は、「信頼」をキーワードに、はじめは技術的な信頼関係、それから精神的な信頼関係を築き上げていくことであり、そこから衛生士の仕事にやりがいが生まれ、カリスマ的にも見える衛生士と成長できる秘訣であることがわかりました。
歯科衛生士だけでなく、歯科医師にも聴いてもらいたい素晴らしい内容のインタビューでした。